意見・体験記:採用試験合格体験記
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忙しい大学院を中退せずに修了して見事合格
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投稿者/ 管理人
-(2004/08/03(Tue) 05:38:28)
忙しい大学院と採用試験に向けての勉強を両立させ、
見事希望した地元の消防局に合格したIさん(男性)のの体験談を
管理人がご本人の承諾をえて、代わってご紹介します。
当時マスター1年(化学専攻)のIさんと知り合ったのは、HPを見てご相談のメールをいただいたことがきっかけでした。
最初のメールから、かなり悩んでいる様子でした。
「消防官になりたいというきっかけは、私が高校2年の時に地下鉄サリン事件があり、現場で活動していた化学機動中隊を初めて見たときでした。この時、化学の専門知識を使って、人命の救助の最前線に自分も立ってみたいという思いが芽生えました。同時に、大学で化学を専攻しようと思ったきっかけでもあります。」
しかしその化学の勉強に時間をとられていた大学生の時に消防不合格。
その後、将来特殊災害に関わっていきたいIさんは、専門知識をさらに深めるため大学院にすすんだそうでしたが、研究の忙しさに追われる日々に焦りを感じ始めていました。
最初のメールというのはその頃(マスター1年の冬)のものでした。
「現在の生活では研究や実験のため相変わらず時間が取れず、さらに学会にも出ることを考えると、とても勉強に打ち込める状況ではありません。研究とどっちつかずな状態になり、しまいには研究への情熱も無くなっている状況です。消防士になりたいという思いが強いためか大学院を中退して、本気で勉強に打ち込みたいと考えています。大学院まで来て、高度な専門性は必要無かったのではないかとも思い始めています。」
24歳だったIさんは年齢のことも考え、採用試験に集中しようと中退という選択に傾き始めていました。
管理人も諸事情から急いで消防に就職するため、大学院を中退していた(実質入学していないに等しいですが・・・)ので、周囲の同期生の経験談も考慮に入れ、なるべく修了することをすすめる内容の返事をしました。
その2ヶ月後にIさんはオフ会にはるばる遠くから参加してくれました。そこで合格者の声に真剣に耳を傾けていたのを今でも覚えています。
眼差しを見て、「たぶん大丈夫そうだな」と思っていたのですが、案の定合格。オフ会のほぼ1年後にわざわざ合格の報告のメールを送ってくれました。
「連絡が非常に遅れてしまい申し訳ないのですが、地元のS市の消防吏員採用試験に昨年の8月に最終合格し、来月4月1日付で採用されることになりました。」
他にも詳しい状況が書き添えてありました。
「一次試験の前は、研究活動が多忙を極め、勉強時間がほとんど取れませんでした。しかし、昨年で3度目の挑戦であり、また年齢制限も最後であることから、やるだけやって悔いの残らないようにしようという気持ちで試験に臨みました。周囲の人間があきらめて出て行く中、最後は教室の中で自分一人の状態になりましたが、時間一杯になるまで、問題に取り組みました。」
「面接の方も、自分の学んできた化学を消防で生かしたいということをアピールし、自然体で臨んだせいか、なぜか緊張しませんでした。」
「逃げ出したくなった時期もありましたが、オフ会で撮った写真等が心の支えとなり、なんとかモチベーションを維持しました。」
そしてこんな力強いメッセージも読むことができて、とても嬉しくなりました。
「目標を達成できたから言えることですが、やはり、あの時大学院中退ということは考えずに前を進んだのが良かったと思っています。己を追い込み、少ない時間の中でも全力投球したつもりです。研究と両立して難関の試験を乗り越えることができたのは、自分にとって一生の誇れる自信となっているような気がします。また、大学院終了+消防合格という理想の形にもなりました。」
理想を追求する強い意志が大きな自信となった、その貴重な経験の感動を伝えていただいて、自分の励みにもなりました。
メールの中でIさんから感謝の言葉をいただきましたが、こちらこそ感謝しました。
Iさんとはオフ会で一度しかお会いしてませんが、
やさしい顔なのに、強い信念をはっきりと見て伺えたことを覚えています。
今ではさらに格好よくなってるでしょうね。
おそらく何かをやろうと思えばもうなんでも実現できる人になっていることでしょう。
消防に入ってからの活躍を期待しています。
みなさん、もしもモチベーションが下がっていることに気がついたときは、
最高の結果を強く思い描いてください。
自分を信じて、強い意志をうまくナビゲートしてあげてください。
がんばってください。
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