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スレッド一覧
消防団についてお聞きします
- 0 名前:ねこ 投稿日:2003/03/01(Sat) 16:38
- どこの都市にも消防団と消防署があるのですか。 私の町では同じビルの違う階に本部があって、同じ仕事でありながら、どうして分かれていなくてはならないのか、などと思いますけど。訓練などは別ですかそれとも一緒に訓練されることが多いのでしょうか。
- 1 名前:削除されました 投稿日:2003/03/08(Sat) 01:04
- 2 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/15(Sat) 01:06
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すいません。編集もできるとおもって間違って消してしまいました。 もう一回書いておきます 簡潔に申し上げますと署はプロで団はアマなんです。 全然組織と権利と訓練できる時間が違うので毎回一緒に訓練はできないんです。 別物なんですね。 訓練・装備共に鍛え上げられ日夜活躍する消防団もかなりあります。 が、大都市部では大災害用にだけと言って良いほどのサラリーマン消防団員数知れず。 自分たちなんか「消防マニアが!」とか陰口言われながら寂しく活動してるんです。 消防士と勘違いして入ってるわけじゃないのになぁ・・・ 失礼、私情が入って申し訳ありませんでした。
- 3 名前:ねこ 投稿日:2003/03/16(Sun) 14:40
- 一緒に訓練が出来ないと、実際の消火活動で混乱することとかありませんか?消防団の人は、現場で怪我などした場合補償はあるのですか。怪我などして職場に戻れなくなったらどうするのですか。生命保険や怪我の保険はあるのですか。
- 4 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/17(Mon) 01:40
- 補償はあります。法律では活動に協力していただいた一般市民の方まで補償されているはずです。
ようするに消防活動をしたすべての国民が保証の対象になるわけですが。金額や適応については不安が残ります。 まぁほとんどボランティアでして前も書きましたが基本年棒は15000円から27000円位で皆さんで働いていますからね。 死亡や重度後遺障害はそれなりに出るそうですが通院以上のケガをしたかたでも適応されてない方も居るみたいです。
自分の所属についてだけ言えば活動に支障はあります。でも徹底して私たちは素人だし署も素人扱い 消火自体には支障ありません。連携に支障があるだけです。 地方ではちゃんと連携してます、大丈夫でしょう。地域によって団のあり方が全く違うので「これだ!という回答は出来ないのです。すいません。
- 5 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/17(Mon) 01:54
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追伸 仕事に関してはやってるだけで本職に支障がでます。 サラリーマンが上司に「火事だからすいませんでかけます」って言う場面を想像して下さい。 分かりますよね 笑。残業を蹴ってでもポンプの訓練をしなければいけないし。 ボランティアでもそれなりに責任感じて皆さんがんばっているんです。 所詮素人ですが皆さんが暖かく見守っていただけることを期待しております。
- 6 名前:ねこ 投稿日:2003/03/18(Tue) 11:11
- 消防団の方は年に何時間かの訓練をすることを義務付けられているのですか。消防署に素人扱いされるとはどういうことですか。 一緒に働き難くありませんか?
- 7 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/18(Tue) 15:57
- 訓練義務はないです。出席義務もないです。よって一度も出てこない人も居ます。
団の訓練といえばポンプ操法大会によるものが主だと思います。 競技大会にむけて団主催レベルから方面、都府県、全国などを勝ち抜くため訓練をします。 全国まで行く分団及び班(ポンプ単位出場なはずです)は殆ど年中という所もあるでしょうが 末端競技会レベルの分団は年に3ヶ月間程度週一日から始めて4日程度まで一日数時間訓練をします。 それも選手だけで他の活動の訓練はしません。 ポンプを停車させてから放水(まれに収納)までの操作訓練だけです。 他に訓練といえば署と合同の訓練が年数回行われるときがあります。 しかし殆どが担架持ち位しかしないので私たちにはあまり利益が還元していません。 消防隊の方には「素人の居る中でどれだけできるか」というのが分かっていいのかもしれませんが・・・。 なので災害にどう対処していいか理解しておくのは都会の団に所属しているだけでは不可能でしょう。 団用の教本みたいなのがあるんですがそこに書いてある事といえば。 ・ホース抵抗の計算式 ・風下に部署するな ・延焼危険度の高いほうに筒先配置 位です。 更には・鎮圧できるときは屋内に一気に侵入鎮圧!とか書いてあってどう判断するかの説明は無し・・・ こんなんでいいのか!?と思いませんか? あぁ!目の前に景気のいい江戸っ子団員でも居ようモンなら冷や汗だらだらですね。
そうそう!義務といえば消防機関の救命講習を受ける義務がありました。それくらいです。 出場が限りなく少ない都会の団員は操法訓練においては、スポーツマンというか競技者としての意識が強いはずです。 たまたま消火器具で競技をしてるって感じですね。 最初の志は皆違ったでしょうに団のシステムがそうなっているのでしょうがないですね。 言われたら誰でも怒るでしょうけど傾向的には今言ったようになっている感じを受けます。
ほんとうに消防隊では手が回らない様な大災害が起こったらと思うと恐いですね。 自分はせめてもと思って消防教科書を取り寄せたりや自衛消防の資格を勉強しようかと思っています。新米なので。 私は消防士になるための勉強と並行なので泣きそうですが後回しにも出来ないのでがんばってます。
私の発言、かなり団の方にはかなり過激だったと思います。非礼があったらお詫びいたしますのでレスしてください。
- 8 名前:ねこ 投稿日:2003/03/25(Tue) 18:16
- ポンプ者を停車させてから、放水まで、どれくらいの時間がかかるのですか?
- 9 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/26(Wed) 12:22
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最初に。うちの消防団は手押しのB−1クラスで自分から走ってはくれません。 停車させてから・・・操作だけで考えればサプライ1アタック3で40秒位だったと思います。 ホースは一本20+、距離約60mですね余裕ホースとかありますし。 でも火点が二階家だったりすると引き上げや情報収集などに時間がかかって実質そんなはやくないはずです。 ・まず署隊と違うのは団員への呼集がかなりかかる。署→本団→分団長→団員→団員→団員・・・・・これにかなりかかる。 ・呼集時団員は全て普段着である為(指示が無い場合)ズボンから何から全部着替える。自分はこれに数分要します。 ・小屋までの参集にまた数分 ・災害内容確認〜出動までに5分 ・現場到着までに数分 あーこれだと三十分かかるかもしれないですね。 署隊と同等以上の団は先着する事も普通ですが都会はやはり署隊応援がもっぱらでしょう。 緊迫する状況下なら先行班が行くでしょう、先着できる可能性はそこですね「初期消火」武器は粉末消火器!
- 10 名前:ねこ 投稿日:2003/03/28(Fri) 16:03
- 手押しのB−1クラスと言うのはどのようなポンプなのですか。 最低何人で作業をされるのですか。 サプライ1アタック3と言うのはどういう意味ですか。 消火栓からのサプライライン、アタックライン3本と解釈しましたけど、正しかったでしょうか。
団員への固執に時間がかかるそうですが、ペイジャー(ポケベル?)の使用で時間の短縮が出来ないのでしょうか。 普段着を着替えてから現場に向われるそうですが、防火服(と言うのでしょうか?)をそのまま上にすぐ着るわけではないのですか。 30分と言うとビジネスビルなどの火災ではフラッシュオーバーやバックドラフトの危険が非常に大きくなって来る頃ですね(もちろん状況は個々異なっているから一般論ですけど、)。 気をつけてくださいね。
- 11 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/29(Sat) 03:01
- すいません文才が無いもので短縮しようと思ったら分かりずらくなりましたね。
ホースについてはそのままの解釈で結構です。
東京の消防団の防火服は製造元を知らないので良く分かりませんが素材などは署隊の旧式に準ずる物だと去年言われました。 署の方は防火服といわないのでしょうか? 団小屋に直行という事もでき何着か防火服がありますがサイズがすこぶる合いません。一応活動服を着なければいけない事になっていますしね。(只の綿100%素材で難燃素材の物ではないはずです。使い古し・・・) 上着はいいですが長靴などは大腿部までを覆う一体式防火銀長靴でサイズが合っていても使いにくいものですから危ないですね。 結局ちゃんと着替えて行くほうが安全性が飛躍的にアップしますのでそれ以上省く事はなかなかしないでしょう。 ちょうど着くころに火が唸って暴れているころでしょう。延焼防止に全力を尽くします。 防毒マスクも呼吸器もフェイスマスクも顔面シールドも無く私達は100円ショップの混紡軍手を装備。 スウェットバーンで死ぬのは真っ平ごめんですね。無理です。
ポケベルですか?んー予算は当然無いからまた個人購入ですかね。 平常時の出場に必要性はあまり無いのでそれより無線資格をとって団員全員がもてるようにしないといけないかな。 とにかくまともにやろうとすればするほど身銭が切られていくんです。 ほんとにお財布と熱意しだいという世界かも。
ポンプについては後ほど解答いたします。
- 12 名前:ねこ 投稿日:2003/03/30(Sun) 01:27
- 本当に、熱意がないと出来ないですね。 頭が下がります。
- 13 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/11(Fri) 13:34
- B級ポンプについての資料が見つかりました。
あと自分の団にあるポンプはB−1ではなくB−2級でした。
規格は可般ポンプの放水性能の段階でA,B,C,D級があり各級に1,2(B級のみ3まで)と細分化され全部で9段階あります。 B−2という事は上から4つ目の規格性能を持つポンプと言う事になります。
手押しの台車にポンプがすえつけられていまして、エンジン部だけを徒手搬送する場合B級は四人、D級は最低二人が必要な程度の重量です。 A級は見たことがないのでどのようなものか分かりません。
B−2
1、規格放水圧力 単位(MPa) 0.70 2、規格放水量 (立方メートル/min) 1.0以上 3、高圧放水圧力 (MPa) 1.00 4、高圧放水量 (立方メートル/min) 0.6以上 5、吸管の内径 (mm) 90以下 の五つの規格が確認できました。
ポンプ最低必要人数は三人です。 機関、伝達他、筒先ですね。 搬送時や連携に必要な人員も加えると5人は必要だと思いますが・・・
- 14 名前:ねこ 投稿日:2003/04/14(Mon) 01:02
- 詳しい資料を有難うございました。
5人と言うと、通常はしご車やポンプ者に乗るのと同じくらいの人が必要なのですね。 わたしはメートル法による単位にはちょっと慣れていないので(消防関係のみですが)放水量などすぐに理解できませんが手押しと言うのには驚きました。 軽トラックにでも乗っければいいのにと思います。 やっぱりお金の問題でしょうか。 消火栓からこのポンプに連結して、放水を行うんですね。 ホースは何メートルくらい乗せてあるんだろう。
- 15 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/14(Mon) 04:59
- 重量については乾燥重量でA級150kg以下C級程度で100kg以下D級で25kg以下でした。
消防団のポンプ出動要領には4〜5人と記されていました。頑張れば3人でもできるという事ですね。 車と変わらないのはポンプ規格が小さいだけなので必要な人員は変わらないんだと思います。 火点への基本想定距離はあまり変わらないのではないのではないでしょうか。
放水量は一般的な防火水槽(40立方m)で20〜30分くらいだと教わっていますが計算が合いませんね ん〜
手押しなのはお金の問題も有りますが狭隘地域だという事と専任の地域が小さいという事(うちの分団は団内最小で約300×200m) 出動区域は専任区域境界線から500mまで、という都会ならではの事情があるからではないでしょうか。 ポンプ車配備すると可搬ポンプ何台買えるか分かりませんしランニングコストもかかる、機関員が限定されてしまう等々問題が出てくるでしょう。 それにエンジン付だと塀の倒壊や電信柱の変形・破壊などがあった場合一発で侵入不能になりますしね。 いざとなったら担いでデモせまい区域に侵入できるメリットも出てきますから転戦時のホース節約とかにもなるしいいんじゃないでしょうか。 走行距離が短く限定されているならエンジン付であるほうが不便なのです。 幅90cmの公道、、、ポンプ車じゃあ通れません 笑
ホースはポンプに10本つめるようになっています。(直線だったら分団区域を横切れる!?) これで大体足りますが更にホースカーに10本近く積載されています。 が、苦しいのがホースの支給。年に三本くらい操法の訓練や演習時に漏水・破損品が出るんですが年一本しか支給されないのです。 ボロボロになってもお金が無いので修理においそれとは出せない。 修理のできる方が団員の中に偶然いらっしゃったので自分達で修繕して何とかやりくりしています。 署では一本のホースどの位使っているんでしょうかねぇ。
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