消防士になりたい
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これで良かったか決断?

0 名前:消防アキラ 投稿日:2003/03/24(Mon) 11:08
消防活動は即決即断がようきゅうされる。
ある時は非情な、ある時は苦渋な、人に語れない慙愧な決断をした消防人。
「消防士の決断」(仮題)を執筆中です。体験談を教えて。そんな人を知ってら
メールください。

1 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/24(Mon) 14:10
すいませんタダの意見で情報ではないですが・・・
意外と知られていない団の方の体験も集めていただいたらうれしいですね。
震災の時団にいた方ならワンサカ出てくるでしょう。
サリン事件のときガス漏れといわれ出動したら殺人ガスでしたーなんて所もあったそうですから。
都会の団には面体が一個も配備されてないんですよ!有志の個人購入・・・・
ともあれ、消防アキラさんが書かれる本が少しでも大衆に消防への興味と理解を深めていただけるよう完成する事を願っております。

2 名前:削除されました 投稿日:2003/03/25(Tue) 18:07


3 名前:ねこ 投稿日:2003/03/28(Fri) 16:42
面体って何ですか、と質問したら消されてしまいました。 日本の消防用語をあまり知らないので申し訳ない。 
ところで、サリン事件のときのことをもう少し詳しく聞かせていただけませんか。 
都会の団に面体(SCBAの事だと理解しています)が配備されておらず個人購入というのには驚きました。 防護なしで仕事するのは自殺行為ですね。 団員が死んだら誰が補償するのでしょう。 
火災の現場は有毒が出ているし、更に怖いのが発がん性物質だと思います。 何年もたってからガンになりたくないですよ。 消防団の人たちに対する怪我や病気の補償はあまり完全ではないようですから、団員の方一人一人が自分達の命と健康を守れるように主張すべきだと思います。 
SCBAは高価ですけど人の命には代えられません。 

4 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/29(Sat) 03:23
手の防護もなんとあの100円ショップ製綿混紡軍手ですよ。残火処理すら危ない。
「飛び火だー」っておい手が燃えとる!ッてことになりかねません。
私は面体は無いですけどケブラーの手袋は一双購入しました。
耐熱手袋がいるまでの任務はしないでしょうからね。
SCBAですか?すいませんそちらの用語も分からないので・・
サリン事件の話は人ずてなので詳しくは分かりません。でも存在は真実です。
幾ら侵入しないからって消火班にはマスクくらい欲しいですよね。
煙吸ったら援護どころじゃないです、逆に要救助者続出ですよ。
私は有機ガス使用のマスク購入を今考えている所です。

それなのに消防用の装備は自由に買えない。
個人購入だと団の名前も出せないし不便でたまりません。
マニアと呼ばれても安全は確保したいです。
そんな装備が欲しくなるとき私達は必要とされるのですから・・


5 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/29(Sat) 03:59
すいませんねこ様 他レスと一緒のことを書いてしまいました(手袋・・・)

でも訓練でもガラスとかで怪我する人居ますしほんと怖いんですよ軍手、放水するとビチャビチャですっぽ抜けそうだし・・・
なまじ防火服とかあると出てる部分が怖いですね。顔と手と股 すごい重要な気がするんですが 笑
法被に長靴よりはましですけど・・・

6 名前:ねこ 投稿日:2003/03/29(Sat) 11:04
SCBAですけど、エアパック、或いは空気ボンベと顔全体を覆うマスク、と言ったら通じるでしょうか。 コミュニケーションは以外に難しいですね。
それにしてもそちらの実情を聞いて非常に驚きました。 消防団に予算と言うものが有るのなら団員の命のために先ずSCBAと完全な防護服を購入すべきですよね。
勇気ガス用のマスク購入を考えているそうですが、ガスの種類によってフィルターが異なるし、フィルターそのものにも寿命があるし、酸素の無いところでは使用できません。 何といっても身を守るためには最低限SCBAが必要なのではないでしょうか。
消防署からお古を購入することは出来ないのでしょうか。  

7 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/30(Sun) 22:55
以外ですね、骨伝動式の通信機器はまだ署隊でもめずらしいのですか?
視界不良や遠距離の視認伝達法は確立されてるんですか?
私は全く分かりません。
自治体にはなかなか頑張ってももらって居るんです。
こんな素人に年棒は極少といえど装備管理費は10数万とか新入団員にはかかるらしいですし。

お古ですか ポツポツそういう事をしている所は有るらしいですが・・
整備や訓練時間の大幅アップの問題もでてきますし、
我々は酸素が欠乏した所や爆発濃度振り切った所には行く事はしないのでフィルターで良いかなと思ったのですが。
侵入しなくてもSCABが無いと危険でしょうか?
救助や誘導用に簡易な形の酸素呼吸器(見かけビニールで弱そうなヤツありますよね)は必要かなーと思いますけども。


8 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/30(Sun) 23:23
あぁ 読み方が違ってました。ほんとにコミュニケーションは難しい。


9 名前:ねこ 投稿日:2003/04/01(Tue) 05:08
面体の整備は、一人担当者をもうければ充分ではないでしょうか。そんなに整備の時間はかからないはずです。 必要な取替え部品などは、地元の消防署のオーダーに追加として加えてもらったらどうでしょう。 昔と違って最近の火災はプラスティックから有毒ガスが出ますから呼吸器は出来るだけ保護したいものです。 訓練の時間が増えると言うことですが、今まで行ってこられている訓練に面体の着用を加えるだけですから、実質的に同じと言えます(といっても装着の時間、ボトルの交換などに少しずつ時間を取られるでしょうけれど)。
今から5,6年前でしょうか、車の火災を消し止めた後出火の検証を行った消防士がその日遅くに心臓麻痺で死んだ例がありました。 その後それと同様な例が見つかったらしく、消防関係の雑誌の記事として取り上げられたことが有ります。 化学物質については覚えていませんが、その記事は心筋梗塞の原因をプラスティックの燃焼によって生じた毒物の可能性が大いにあるとしていました。 
更に、身近なところとしては、これも昔の話になりますが、危険物(物質が何かははっきりしなかった)を処理しに行った消防士がその物質から出ている期待を吸い込み、呼吸器になんら支障は無かったものの口の中に変な味が残ったと言うのです。暫くして、彼は歯医者で埋めてもらったクラウンが全て溶けてしまったのに気づきました。 
色々な危険物を面体なしで処理して、嗅覚をある程度失ってしまった消防士もいます。
目に見えないものから体を守るのは容易なことでは有りませんが、消防に携わる人間はこだわるべきだというのが私のモットーです。 

10 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/04(Fri) 17:52
すいませんネットの調子が悪かったもので遅くなりました。

貴重なご意見ありがとうございます。
やはり危険なようですね。あぁボンベ付じゃないとだめかな〜

予算が目も当てられないですがいざとなったら消防は消防!
こだわって団もやって行きたいと思います。


11 名前:ねこ 投稿日:2003/04/08(Tue) 07:55
お互い、頑張りましょう。 

12 名前:ぶー 投稿日:2003/04/17(Thu) 00:10
公設隊から言わせれば、消防団にそこまで求めてないのよ。ヨーするに。配置がない
イコールそれ以上のことはするなってこと。消防学校で火災防御について訓練してないのに
呼吸器背負わせる必要ないじゃん。団が公設隊以上に出てくる必要はない。必要以上に
出てきて怪我でもしたら団長に迷惑かかるよ。
しゃしゃり出てくる消防団員も中にはいるけど、いい加減迷惑なんだよね。
防護なしに仕事〜って言っても、いくら団でも公設隊は中に入れないから安心してね。
公設隊にもろくにいい装備が配置できない署があるのに、ケブラー、面体?贅沢言ってん
なよ、いい加減勘違いしすぎ。
あんまりはりきるのも怪我の元。

13 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/17(Thu) 02:01
分かってますよ。呼吸器は無理だって最初から書いてるじゃないですか。でも危ないでしょやっぱり。どんだけ地方の消防団が頑張ってるか知らないのでは?
まさか常設消防が日本人口のどれだけをまかなってるか知らないわけないですよね。

中途半端に任命されちゃってほんと怖いんですよ。この中途半端さが署の人にはわからないんだ。
いらないと思ってる人はそれなりに意見を出してくださいよ。中から。
それを影で文句だけ言ってる人が多すぎる。自分達だって国民です。
皆さんが思っているように自分達は非常にバカで危ないだけの一面も持っている。
だったらなぜなくならない。
なぜ訓練がない。
なぜ年寄りばかりなんだ。
なぜ酒を飲むだけに集まるんだ。
それでなぜ許される。
だったら団員1000人減らして署員1人増やした方が良いさ。あぁそのとうりさ。
だけど何が悪い。自分の安全計って何が悪い。それがバカと?消防になりたいけどだから消防団に入ったわけじゃない。
半分無駄なことしながら受験勉強の時間も削れるけそれでも消防団になってマジで住民の安全考える様になってんだそれが何が悪い。もう貰った物があってそれを最大限活かせるように考えてんだ。
俺の持ってる銀長は何なんだ。俺が担いでるホースは何なんだ。そんなこと言ったら無駄になるじゃねーか。

中に入らないから安全だと?始めて知ったよそんな事。道で流れてきたあの煙は無害だと?飛び散ったガラスは特殊効果様のガラスだったわけか、そりゃあ安全


   あー分かってるのにこんな言ってしまってる・・・
あー泣けてくる。 ほんと皆さんごめんなさい。でも修練が足りないみたいです。


  俺アラシなんだろか・・・ 


14 名前:どっかの市 投稿日:2003/04/18(Fri) 13:58
>12
なんだその高圧的な態度は?団に呼吸器は必要ないけどケブラーは消防活動
に従事する者として必ず装備した方がいいと思う。革手袋ならまだしも上記の
ように軍手で活動してる団員なんか危なっかしくて見てられない。




15 名前:ねこ 投稿日:2003/04/18(Fri) 17:59
気付いたら、さんの「まさか常設消防が日本人口のどれだけをまかなってるか知らないわけないですよね」というコメントから、
地域での消防士の数は充分ではないものと察します。 したがって、消防署は消防団の援助を必要としているということですね。 
けれども、12番目の意見にあるように、「消防団にそこまで求めてないのよ ヨーするに。配置がないイコールそれ以上のことは
するなってこと。」というのは、消火活動にあたる消防団員の仕事範囲と消防士のそれは法律、或いは規約か何かで
明確に区別されていると言うことでしょうか。 そうでなければ、安全の基準は消防団も消防署も同様であるべきで、したがって
安全装備も同等であるべきです。 人の命を守る人間の命を先ず守るのは当たり前のことです。 防火服と面体は最低限の必要装備で
これ等の整っていない消防署は消防、救急の活動を行えないはずです。 防火服や呼吸器が贅沢などと言う人は、消防に籍を置くべき
ではないと思います、と、言いすぎでしょうか? それでは消防学校に戻ってやり直してくださいとでも言わせてもらいます。

「消防学校で火災防御について訓練してないのに呼吸器背負わせる必要ないじゃん」と、ありましたが、これは呼吸器を使用しながらの
消火訓練、ということでしょうが、呼吸器の使用を学ぶ事など簡単ではないですか。 同じ地域の住民を守る消防署と消防団がなぜ
機材や訓練で協力できないのでしょうか。 
同じ現場で仕事する可能性のある消防署と消防団は現場で誤解や混乱の無いように合同訓練を日ごろから行うべきではないのですか? 
そうすれば、お互いのやり方がわかるのであまり「迷惑」がらなくても済む様になります。 
かしこ。 


16 名前:JUN    投稿日:2003/04/19(Sat) 17:26
難しいね、この問題は。大都市、地方都市で消防団の位置ずけみたいなものは
違うし、それぞれの都市も常設、団にかかわらず消防は人員不足、財政不足いろんな問題を抱えている。
地方の消防は非常に団に頼っている。重要な存在です。しかし、都市部に於いては
常設隊の整備がある程度整っており(まだ不足だけどね)団の存在は震災の時に…
程度が実状である。大規模消防に勤務する私は、ぶっちゃけていえばぶーさんよりの
考えになってしまう。ウチでは火災で指令が入ればポンプを積んだ車だけで第一出場で
12隊は出場します。役割は規定等に載っていないが、自然に後方支援や警戒区域の
設定になり、めったに放水する機会はない。ちなみに大阪市は団制度無いですよね。

お二人の不安な気持ちは充分分かります。地方の消防では消防団が放水する機会がいっぱい
あるでしょう、しかし、消防団に頼る町であればあるほど財政難に苦しんでいる現状も
理解してほしいんです。私の友人の消防もここ数年採用をせず、定年の自然減で分遣所を
閉鎖し、消防団に任せるみたいです。それほど逼迫している。
軍手1双単価が数十円、一方ケブラー1双約3千円。×団員数…予算的に難しいのでしょう。
昔はみんな軍手だったんだからさ〜
「なんだよ予算かよ」って声が聞こえそうだけど、我々常設も団もそこの街の議会が決定
してるとこもあり、簡単にはいきません。そのへんは大人だからわかりますよね。

ぶーさんの通り、(都市部では)消防団にそこまで求めていないのも確かです。団は英語
でどう表記します?ボランティアファイアーって表記しますよね。そこまで「求めること
できない」のかもしれません。
消防庁の答申の方の中身にも、消防団の活動のモデルにも人命救助は謳っておらず、
放水も延焼防止にとどまっている。つまり、延焼防止では呼吸器は要さないことを示してる。
火事で煙り出るのは当たり前だし、まさか風下から風上に放水してるの?

15>ねこさんの「安全の基準は消防団も〜」もわかる、だけどそれは最良の「理想論」でしかなく
「配置させたくてもさせられない財政難」等の現実を知らなすぎると思います。

きづいたらさん、私はちょっと心配です。これから消防を目指すあなたにとって、
将来常設隊に配置されたら、きっと複雑な思いをするかもしれません。
消防団と常設隊では多少なりともこの様に意見の食い違いがある。また、内部の
苦しい財政状況も見えてくることでしょう。

別に私の意見を聞き入れろといってるわけではない。
あなた達の意見を全て否定するわけではない。
都市部、地方部いろいろあるから、いろんな意見が出て当然だと思います…

17 名前:削除されました 投稿日:2003/04/20(Sun) 11:33


18 名前:ねこ 投稿日:2003/04/20(Sun) 12:58
キーがすべってまだ完成していないのに投稿してしまいました。スレッド
#17を削除願います。(パスワードを忘れて削除できなかった) 
では、再び。

私の意見が理想的なことは理解しています。が、理想論をぶつ人間がいないと
現状は改善されていかないと思います。 ところで、英語の表記の意味が間違
って解釈されていますので訂正させてくださいね。 ボランティアファイア
デパートメントというのは、その団員が無償で活動しているという意味です。
給料をもらっているかいないかの違いだけです。 団員の仕事内容と普通の
消防士の仕事内容(少なくとも消防に於いて)は同じです。 けれどもJUN
さんの言われるように団員の仕事が延焼防止のみなのであれば法的規定が無い
限り団員の装備は低装備にしても安全でしょう。 
問題は、活動内容に応じた「安全性と機能性」です。 
理想論でなく現実について述べれば、現在の装備で現在与えられた仕事をして怪我人が
出ているのであればそれを無くす様に装備をレベルアップしなくてはならない
ということです。 軍手で怪我人が出ているのなら、ケブラーなり、皮製の
グラブに変えなくてはならない。 
仕事分担が明確であれば装備のレベルも明確化しやすいでしょう。 
団の機能が延焼防止のみであっても、地域に延焼したらシアンガスの発生する
ような工場などのある場合はそれに対応して団員にも面体が必要となってくる
可能性もあります。
今までの意見を聞いていて、消防署と消防団の仕事分担が明確化されていない
ことが問題の一部であるように思えます。 予算が無いというのも解りますが、
イベントなどで募金を募ってはいかがでしょう?
私も地元の消防団に倉庫を建てる土地を無償で提供ましたが、地元の人たちの
中には「消防団が、何が必要なのか教えてくれたら喜んで協力します」という
人が案外多くいらっしゃるのではないでしょうか。 
うまくやりくりしている消防団を見つけて、そのやり方を研究するのも
ひとつの方法かもしれません。 
「気付いたら」さんの消防団はどれくらいの規模ですか? よろしければ教えてください。
 

19 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/20(Sun) 13:25
色々感情的になってしまって申し訳ありませんでした。
ですが書いたことを完全に取り下げたくも無いという気持ちもぬぐいされません。

JUNさんの言うように苦しい財政も重々承知です。あくまで個人について話し合っていたまでですのでそこの所分っていただければ幸いです。
ブッチャケといわれていましたが実際ぶーさんのような意見が大半なのではないかと自分もおもいます。
わたしも消防団を知らないまま消防に入っていたら自分も疑いなくもっと言っていたでしょう。「ひっこんでろ」と
日常的にはほとんど必要性の無い消防団には今の装備だけでもありがたいくらいです。
自治体・国民へのこれ以上の負担を望む事は出来ないでしょう。

だからといって個人が安全を図り今以上の環境に整えようとするのをでしゃばりだと言われるのはどうしても納得がいかなかったのです。
なにも消防団に呼吸器いれて侵入させてくれという発言ではなかったですから。
署が来る前に初期消火にあたれる機会も無くは無いのです。その時必要なのはヘルメットより簡易マスクだと思いませんか。誘導や避難確認作業も隣接建造物や風下から行うはずはずです。
煙にっ突っ込んでく訳ではありませんし署の方がくればそれ以上のことはしません。
しかしいくらでも呼吸器保護が必要な時があるし、駆けつけて一般人とい一緒に何も出来ないではいけないと思うのです少しでも有利でなければいけないと感じるのです。

今のままでは必要とされる大災害時、働ける可能性が0に等しいのではないかと、本当に何も出来ないままで終わってしまうのではと感じ可能性を1%まででも引き上げようと考え発言していたのです。

>JUNさんやこのスレを御覧になっている方々自分の感じたことは間違っているのでしょうか。どんなご意見でも構いませんもう一度ご意見を賜りたいと思います。
 自分も皆さんと同じ消防士になろうとしている人間です。じぶんも間違ったまま消防に入りたくありません。よろしくお願いします。
 

20 名前:どっかの市 投稿日:2003/04/21(Mon) 15:21
>ねこさん
団の火災現場での活動は、主に水利の確保と延焼阻止、水損防止活動、警戒区域の設定などです。
ですから呼吸器は必要ないです。屋内進入はしないのですから。あえているとしたら防煙マスクくらいでしょう。
呼吸器の使用を学ぶことなど簡単とおっしゃいますが、そうでもありません。使い方を誤ると
濃煙熱気の中では即、死につながります。
団はあくまでも常備消防の応援という形なので災害補償は団にも適用されるとはいえ、危険な事はさせられません。
自分は活動上必要な資材はきちんと団にも配分するべきだと思います。






21 名前:JUN 投稿日:2003/04/22(Tue) 00:23
ねこさん、きづいたらさん、どっかの市さんご意見ありがとうございます。

さて、基本的にはどっかの市さんの内容と同じにはなるんですが、ボランティア
ファイアーの件、ボランティアって聞くと無償みたいなカンジがするけど、実は
我が街の消防団の作業着には、立派にボランティアファイアーの文字が並んでるし
千葉市消防局のHPにもボランティアファイアーって載ってるよね。あと、消防
関係のTシャツとかで馴染みのシグ○ルさんの団向けTシャツもボランティアよ。

あくまでも、都市の規模によって消防団の位置付けや仕事の内容は違う。
だから国もココまでが団の仕事だと明記できない。だが、答申を見れば延焼防止
をメインにしていることは間違いない。主に後方支援ね。だから比較的安全。
呼吸器含め、消防隊が使用する資器材は取扱が簡単だとなめてるかもしれないが、
様々な状況下では、器材が火花とばしたりいろんな危険要因があり、それが2次災害を
起こしかねない。その様なことも知らなきゃいけないし、命にも関わる。

消防団と普通の消防士の仕事が同じという意見は、間違いだね。言い切るよ。
なんのために消防学校で訓練し、日頃から訓練しているのか。
我々は消火・救助が仕事のプロよ。

消防庁の「新時代に即した消防団のありかたに関する検討委員会」2次報告
P11表2−2−1 P12表2−2−6 で都市間の違いが分かると思う。
http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi1410/021010tyu.pdf

きづいたら消防団さん。私とぶーさん、どっかの市さんの意見は常設隊の現職からの
意見。いずれあなたもこのような考えを持ってしまうことになるでしょう…




22 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/22(Tue) 00:41
ねこさん>都会住まいですのでほんとに平常時は何もしません。
     装備の法規定はないですね。 
     どっかの田舎では未だに法被で出動するそうですよ。
     それより活動規定の整備が必要ですね。
     そりゃちまちまと施行されてますが 
     実際は地域の慣習に則ってですから線引きがはっきりしません。
     署の方が適切に判断してくれるので今のところ安全ですがね。
     平常時火煙のあるところには近づきませんし大規模工場もありません。 
     (大蔵省系の少し大きいのがあったかな?町工場集中してるしな)
どっかの市さん>私は防煙マスクを検討してたんです。
        団というものが名目上、大災害時にだけでも必要ならば
        防煙マスクの一つあっても良いのではないかな、
        とそう思ってたんです。
        呼吸器の訓練が難しくないのは良く知っています。
        更に加えそのようなものが必要な場合、行動要領が厳密に
        規定されなければならないと思いますし、
        そうなる前に逃げろという事だと思うんですよね。逃げれれば。
       一応バカな事を考えてるとは思ってないのですがどうですか?


23 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/22(Tue) 00:57
消防士の方々と能力は天と地との差があるのはどーしょもない事実です痛感しております。
そうですね いずれ・・・     (?)







24 名前:ねこ 投稿日:2003/04/22(Tue) 05:46
>ボランティアファイアーの件、ボランティアって聞くと無償みたいな
カンジがするけど、実は我が街の消防団の作業着には、立派にボランティア
ファイアーの文字が並んでるし千葉市消防局のHPにもボランティア
ファイアーって載ってるよね。あと、消防関係のTシャツとかで馴染みの
シグ○ルさんの団向けTシャツもボランティアよ。
とありますけど、英語の意味をと言われたので「英語の意味」をご説明したまで
です。 和製英語の意味であればあなたのおっしゃる通りで良いのでしょう。

ところで呼吸器の訓練は難しいとも難しくないともかいてありますけど、
どっかの市さんの「使い方を誤ると濃煙熱気の中では即、死につながります」
と言うのはどのようなことを言われているのでしょう。 
よろしかったら教えてください。



25 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/24(Thu) 00:36
密閉式の呼吸器だったら酸素濃度が活動可能域を下回っているとかフィルタでは処理しきれないほどの濃煙(フィルタだと吸気が熱すぎ!)が充満しているとかとりあえず少しでも間違えれば死ぬような所で使うものだと思うんですが・・使用時間も数十分から100分強ですよね一般的なものって?延焼防止とか残火処理するにはそこまで防護必要ないだろうし短いしそんなの背負ってられないですよね。山火事なら別だけど。

陽圧のタンクにいっぱいの空気か酸素。
ホースが損傷したりしたら自分の周りから一気に燃焼が促進されるだろうし
金属部分は火花が飛ぶかもしれない、素人考えでもかなり危険があるように思われるんですがどうなんでしょうか。
濃煙の中では伝達もうまくいかないし状況の把握が難しい中行動せねばならず「ハイしょえたからダイジョブね」って事にはできないでしょう。やっぱりそれなりの訓練をつまないとね。
そんなに使用時間長くないしもし必要な状況下があったとしても団員では対処できない、そんな訳で団には呼吸器は要らないんでしょうねー。


26 名前:NO NAME 投稿日:2003/04/24(Thu) 10:47
まあ訓練自体はそれほど難しいことをするわけじゃないんですが、問題は整備ですよね。
高圧のものを扱うので、それなりの資格者やら設備やらっていうのが必要になります。
すると・・・結局またかという話ですけどカネの問題ですよね。

でも非常備消防で消防力をまかなっている土地もあるわけで、そういうところはどうして
るんですかねえ。

27 名前:ねこ 投稿日:2003/04/24(Thu) 14:55
今までお話してきて、どうも用語と意味の解釈に誤解があるようです。 SCBAには面体を、Respiratorにはフィルターを使うように
しましたが、その後「呼吸器」がSCBAの意味で使われている様だったのでそのように使ってみたところどうもその辺で新たな誤解が生じた模様です。

面体の使用方法はごく簡単ですから、「どっかの市」さんがおっしゃった「『呼吸器』は『使い方を誤ると濃煙熱気の中では即、死につながる』」というコメントは面体のことだと解釈しています。が、面体の使用がそんなに難しいわけが無い。 
それではフィルターのことかとも思いましたが、フィルターは消火活動には使用しませんから、これも何だか解らない訳です。

また、気付いたらさんの「密閉式の呼吸器」という表現があって、どうもそれは面体について言っておられるようです。 然しその後にフィルターを消火活動で使用するような記述がある。どうしてこんなに沢山の誤解があるのでしょう。 

フィルターと面体の使用目的が全く違うことはご承知だと思いますが、その点に一番混乱があるのは何故でしょう。 フィルター、或いはレスピレータでは消火活動
は行いませんよ。 フィルターは消火活動のために作られているのではないのです。 「残火処理」にフィルターを使うことについては何とも言えません。 フィルター無しで出来ないほどの状況なら、署の面体を借りて行うか、あるいは面体を持ってる人間が引き続き行えばいいではないか、とも思えます。 私のところでは基本的に「残火処理」も「解除」の指示があるまで
もちろん面体着用です。 

「タンクにいっぱいの空気か酸素」とありますが、酸素を現場で使用することがあるのですか?? あるのなら一体どんな現場で使用されるのですか。
(ハズマットで酸素のリブリーザーが使用されていたけれど、それももう大昔の話しだし、そんなものを使って消火活動など出来ませんし、一体何の話で
しょう。)

気付いたらさんのコメントで、「ホースが損傷したりしたら」とありますが、ご心配なく。 少なくとも私の知る限り今まで一度もその様な例は報告されていません。(映画なら知らんけど)  ポータブルラジオのコードとアンテナが溶ける事はありますが。 それにしても危険温度に近付けば面体の温度センサーが警報を発するように出来ているでしょう。 そんなことはご存知のはずでは?
 
面体で一番弱いところはマスクですよ。 昨年末にも面体のフェイスピースにクレージングが生じたのが幾つかあったので取替えましたがそれでも面体の本体は問題なし。 安全なことを心配するより危険な
部分から心配すべきではないのですか?
 
また、JUNさんですが、「様々な状況下では、器材が火花とばしたりいろんな危険要因があり、それが2次災害を起こしかねない。その様なことも知らなきゃいけないし、命にも関わる。」などと書かれていますが、「機材からの火花による命にかかわる2次災害」とは具体的にどんなことを言われているのですか。 あなたのおっしゃることが解らないので
はっきり教えて下さい。 


28 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/25(Fri) 00:20
すいません曖昧にいいすぎてましたね。

フィルターで消火作業はしませんとかかれましたがなんも装備してないからフィルターでも有った方がましだという事を言ってたんです。口と鼻の前に何もないよりはいいと思うんですが・・・・。消防団にあくまで完全装備しようとしてるわけじゃないのでSCBAが無ければ「ハイ消火作業はできません」て事にはならないので。あくまで個人でも無理すれば可能な範囲までの検討なのでね。酸素については使った事無い者の意見なので間違いです。どれがいつどの時代までとか分からないので書いてしまっただけです。すいません。

29 名前:ねこ 投稿日:2003/04/26(Sat) 05:34
お話ししていくうちに、常備消防と消防団の装備の違いや、現場での仕事内容の違いなどがだんだんと解ってきました。 インターネットなどで見てみたりしていましたが、大都市の消防は大規模で新しい装備が全て揃っていて、その為の膨大な人材もいる、東京などには「ハイパーレスキュー」などという特殊レスキューを行うグループも(と言ってもどこがどう特殊なのかまだ解っていませんが、)いると、日本の消防はとても恵まれているという感じがしていました。 然し、他方ではまだ手押しポンプも使用されているし、(でもこれは消防団によってのみなのでしょうか)面体も使用していないところがあることが解りました。 消防の現状がとても多彩なことが次第に解ってきました。 いろんな消火の方法や、実際の火災の例をお聞きしたりして、これからもより知識を深めたいと思っていますので、皆さんどうか宜しくお願いします。

30 名前:どっかの市 投稿日:2003/04/26(Sat) 11:17
>ねこさん
呼吸器の使用がそんなに難しいわけが無いとおっしゃいますが、確かに面体やレギューレータ自体を操作する作業は少し勉強すれば
誰でも扱えますよね。難しいのはそれを最大限に使った活動なんです。うちで使っている空気呼吸器の場合、個人差がありますが
だいたい使用可能時間は30分くらいです。でも火災現場では興奮したり走ったりして呼吸が速くなるのでもっと短くなります。
その限られた時間の中で、逃げ遅れた人を濃煙の中、探すのは相当の訓練を要します。大きな建物などでは確保ロープを設定して
少なくとも数名のチームで検索活動をするんですが、1人でも空気の消費が早い隊員がいて15分足らずで警報が鳴り出したとしたら
検索を途中で切り上げてクリアゾーンまで後退しないといけません。隊全体に影響が出るんです。だから日頃から酸素消費量を
少しでも減らすように毎日厳しい体力錬成をしてるんです。消防団の方は、メインの職がおありですから呼吸器を使用した検索訓練及び
体力錬成ははっきり言いまして無理です。
とにかく消防団は進入検索活動することはないので必要ないです。

あと1つ気になったんですが、
>ポータブルラジオのコードとアンテナが溶ける事はありますが。それにしても危険温度に近付けば面体の温度センサーが警報を発する
ように出来ているでしょう
 この一文は全く理解できません。温度センサーのついている面体なんて聞いたことがありません。
どこか外国の消防が装備しているのでしょうか?

31 名前:ねこ 投稿日:2003/04/26(Sat) 15:19
どっかの市さん、お答え有難うございました。面体のことですが、「使い方を誤ると濃煙熱気の中では即、死につながります。」と書いておられたので、そんなことがあるのかなと思ってお聞きしたわけです。 まだそれについてのお答えは戴いていません野で、宜しくお願いします。
「少なくとも数名で検索」するそうですが、例えば5名いるとして、その内の一人隊員の警報が鳴り出したら残り全員引き返すということなのですか? 「体全体に影響が出る」と書いておられますのでそのように解釈していますが、正しいでしょうか。 
ところで、一つの隊は一般的に何人の隊員から成っているのですか。  

温度センサーの話が出たので、少し書いておきますと、これは温度センサーといっても温度計のように外部の気温を測るのではなくて、温度吸収の温度をコンピューターが計算して表示してくれるものです。 防護服の表面が吸収できるBTUの限界に近付いたらアラームが鳴り出すということですが、今まで訓練でかなり熱いなと思ったときもアラームは静かだったので「なるほどこれが鳴った時には確かにあの世行きだろう」と思いました。
こちらではドラガーを使っています。 どっかの市さん、そちらでは何をお使いですか。 そちらではカワサキの外にメーカーはあるのですか? 




32 名前:どっかの市 投稿日:2003/04/26(Sat) 20:55
>ねこさん
そちらの一方的な質問ばかりですが、消防団に呼吸器が必要なのかという話は納得して
いただけたんでしょうか?
私の言いたい呼吸器の”使い方”というのは呼吸器を現場でどれだけうまく活用するかと
いう意味です。前のレスでも私が言ったように呼吸器の操作なんて誰でも覚えればできるんです。
難しいのは限られた使用時間でいかに有効に”使う”かなんです。それについては上の私の
レスの通りです。
検索中に1人の警報機が鳴ったら全員引き返すというので正しいです。でもあくまで基本です。
現場でマニュアル通りに活動しないことも多々ありますが長くなるので省略します。

隊の構成は各自治体によって違うので一概に言えません。隊の種類によっても違います。

>今まで訓練でかなり熱いなと思ったときもアラームは静かだったので
ねこさんが訓練で使用したのですか?そちらの消防団でその温度センサーつきの
面体を使用しているのでしょうか。

ちなみにうちの市ではそちらと同じドレッガーです。

33 名前:JUN 投稿日:2003/04/26(Sat) 22:45
久々なのでだいぶ話が進んでるみたいです。

器材からの火花は、電気もの(各種測定器等)は防爆仕様ですので火花を散らすような
事はないと思いますが、なきにしもあらず。特に切りもの系(切断機)は散らすので
救助事案で事故で漏れたガソリンに、なんて事があり得ます。

2次災害の防止、安全管理については各消防で定められています。
使用する資器材も都市(各消防本部)で違いますので。

ちなみにうちでは川崎のみです。昔はMSAも使ってました。

34 名前:ねこ 投稿日:2003/04/27(Sun) 15:47
どっかの市さん、
>そちらの一方的な質問ばかりですが、消防団に呼吸器が必要なのかという話は納得して
いただけたんでしょうか?
 と言われますが、既にひと通りの意見を述べさせて頂きました。 繰り返すと、作業の内容によって、又作業を行う環境によって決めれば良いと思います。気付いたらさんのお話では煙を浴びることもあるし「残火処理」でしたか、をすることもあるそうですからそれに応じてフィルターなり、面体なり選べばよいのではないでしょうか。 

>「使い方を誤ると濃煙熱気の中では即、死につながります。」
  と言うのは「呼吸法」の話だったのですか???

>ねこさんが訓練で使用したのですか?そちらの消防団でその温度センサーつきの
面体を使用しているのでしょうか。
 書き込んだとおりです。 誤解が有るようですが,私は消防団員ではありません(そんなこと書かなかったと思いますけど。)



35 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/27(Sun) 23:51
どっかの市さんの言われているのを聞いて面体を使用する上での難しさが一層身にしみました。うまく言えなかった事をしっかりと活字にしてもらい勝手ながら安堵しております。。やはり面体はおいといてぼちぼち装備の方は整備させていこうと思います。

・混乱してきちゃいますよね団員は私だけ だと思いますので まぁただの書き間違いだと思いますから朗らかにいきましょうー

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