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消火栓直結用スタンドパイプについて

0 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/29(Sat) 03:46
どうもいつもお世話になっております。

自分の消防団ではスタンドパイプなるものが新たにやってきました。
署の方の説明で気になる事があったのですが・・
なんと管そうをいきなりシャットするとこいつがお空へ飛んでくそうなんです。
とっても簡便で初期消火にぴったり!だそうですが圧力6`では水漏れもするし限界だそうですね。
結索固定はしずらいし一人がしがみついて居ないとイケナイってこの代物かなりへんてこです。
署員の方はどう思っているんでしょう。ポンプ車とかにはほんとに使えるんですか?

1 名前:ねこ 投稿日:2003/03/29(Sat) 11:09
スタンドパイプですか? あれ、普通ビルに取り付けられている消火活動用のパイプを言いますよね、このスタンドパイプは一体何者なんでしょう。聞いたことがありません。 どのような目的に使われるのですか?

2 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/03/30(Sun) 22:34
すいませんがねこさんが言ってらっしゃるのは大きめのビルについている受水槽からの導入管や送水管・採水管のことですよね?

その設備は私の言っている物とは少し違いますね。
導入管と採水管は吸水の為の設備です。活動時吸管を直結して水利を得ます。
送水管は想定上ポンプ部署地から火点が遠くなってしまう場所など、構造物内にあらかじめ設けられた消火用の管です。
より火点近くから延長ができるため迅速性アップ、隊員疲労度軽減、ホース延長数を減らし多口放水時や転戦時に私達を有利にしてくれる物でして。
地階や3階建て(だったかな?)以上及び広面積施設、屋根のついた距離数十メートル以上(確か50m)の道に計画的に設置されています。

自分の申しますスタンドパイプは地下埋設式の消火栓用です。
後付け式スタンドパイプと言えば良いのでしょうか?
今まで消火栓格納箱内に一旦水を出してから吸水していたものを直結して吸水できるようにする物です。
無駄に水が使われませんし、高水量の放水が必要な時水切れがおこりにくくなるはずの物です。
あと人員が足りないときは最低2〜3人でこの物を操作しポンプ無しでも消火栓の圧力を活かし放水可能になるんですと。
すばらしいですね〜 って聞いてたら「付け加えると圧力に弱いのでイキナリ吹っ飛ぶかもしれないです。事故には気をつけましょう」と言われたんですね。
地域の消火栓は道の中央部にあることが多く。柱とかに結索しようとすると邪魔です。
結局一人がスピンドル回しながらしがみついてないといけないんですよ。
なにか解決法は有るのか皆さん知りませんか?

3 名前:どっかの市 投稿日:2003/04/04(Fri) 17:38
>気づいたら消防団さん
あなたがおっしゃってるのは「まちの式」のスタンドパイプですよね?
消火栓自体はそんなに圧高くないししっかり結合すれば飛んでいくようなことは無いと思います。

>今まで消火栓格納箱内に一旦水を出してから吸水していたものを・・・
消火栓の蓋を開けて水をためて、吸管で吸い上げてから送水してたんですか?そんなやり方があるなんて
知りませんでした。うちはあたりまえのようにスタンドパイプなので。

>最低2〜3人でこの物を操作しポンプ無しでも消火栓の圧力を活かし放水可能
スタンドパイプから直接ホース、筒先をつなぐということですよね?
この場合、消火栓によっては圧が少なくてまともな放水ができないかもしれません。
私は常備消防なのでそちらの消防本部の防ぎょ体系と消防団の事はよくわかりませんが
消防団だったらB級ポンプを持ってますよね?まずはそのポンプに中継して
放水した方がいいと思います。それなら圧の調整が聞くし。
あとスタンドパイプに結策はいらないと思いますよ。あと道の中央部に消火栓がある場合は
スピンドルを開にしてその場を離れた方がいいと思います。危険ですので。
そういう点を考慮してもスタンドパイプから直接放水も避けたほうがいいと思います。
勘違いしてる部分があったらすいません。

4 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/04(Fri) 18:10
どっかの市さん大変参考になります。ありがとうございます。

>そうです。町ノとねじ式一体型のパイプが先月来ました。

>団は以前まであのチッチャイ消火栓の中に水ためてから放水してました。
もっとくれ〜!」といわれても噴水が高くなるだけでしたよ。びしょびしょです。

>よく団の方面もご理解くださっているようで感動です。
 低圧の問題は不安な所もありますが、かなり高い所もあるようなので心配でした。
 パイプ置き去りですか・・署の方もそのようにされているんですか?
 
 使っているのは確かにB級ポンプです。が、いまだ完全に構造が分からないもので更に分かる所だけでも教えていただけないでしょうか?
 団ののポンプで筒先をシャットすると当然パイプまで反動がくると思うのですがダイジョブだと思われますか?
 圧、水量についてはスピンドルで。と私共では指導頂いたのですが。
 署のポンプ車は何か構造が違うのでしょうか。

5 名前:どっかの市 投稿日:2003/04/04(Fri) 18:43
私の市(某政令市)での署のやり方は、スタンドパイプパイプ(市内のほとんどがねじ式対応消火栓)
からポンプ車の吸管またはホースで車に吸水します。(水槽付きポンプ車は水槽にためる)
そしてポンプ車からホースを延ばし、分岐をはさんでそこから2線放水してます。ポンプ車を経由して送水操作を
やっているのでスタンドパイプは開いたまま放置です。機関員はポンプ車に張りついて、ポンプ車で圧、水量調整します。

可搬式ポンプはC級をたまに訓練で使う程度なので構造まではよくわかりません。操作方法がわからないという意味ですか?
操作はチョーク開いて、スイッチを始動にもってきて、呼び水がいるなら水を補給して、始動のロープをひっぱるだけです。
筒先シャットしてホースがぱんぱんになったとしても、しっかり結合していれば問題ないです。
スタンドパイプは検定対象品かどうかは知りませんけど、そんなやわに作ってないと思いますよ(笑)

>圧、水量についてはスピンドルで。と私共では指導頂いたのですが
スタンドパイプ→ホース→筒先 で活動する場合の説明だと思います。
スタンドパイプ→B級ポンプ(署の場合はポンプ車)→ホース→筒先 ならばポンプの方で圧、水量の操作ができます。だから
スピンドルをさわる必要はないです。

6 名前:気づいたら消防団 投稿日:2003/04/06(Sun) 11:15
一応機関操作も練習していますのでダイジョブですが。解体整備はできないという事です。
今月から機関員に拝命されましたのでポンプ整備士資格を取るつもりです。

自分達が吸水を行う場合は基本一本吸管で行いますのでスタンドパイプを横目に見ながら操作する事になります。
ポンプ経由でもポンプ圧を下げた場合にはパイプに負荷がかからないか心配しました。
仮にも正式配備されたものですからダイジョブでしょうが署の方の使い勝手をお聞きしたいと思いました。
「自分達もそこの消火栓でふっ飛ばしました」といってましたし・・・笑

貴重なご意見ありがとうございました。


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